言葉には目には見えない不思議な力があります。このことを言霊と言います。
古くから日本では、言葉には霊力が存在し、発した言葉通りのことが現実に起こると信じられてきました。
この本は、大人だけでなく、特にお子さんに言葉の大切さを理解してもらう教材として良いと思います。もちろん「非科学的だ」と反対意見があるのもわかりますが、ここでは「共感できる人と」のみの話で、是非を問う場でもなく、何が真実かは「人それぞれの内観」で違うというスタンスですので、興味の無い方はスルーしてください。
2017年夏休み自由研究で、新潟県三条市の小学生Mさんが言霊実験をしてくれました。 炊き立てのご飯を瓶に詰めて「ありがとう」「ばかやろう」「無視」の3つにそれぞれの言葉をかけて17日後に見事な変化が現れました。 言霊は本当に存在します。
小学生のありがとう言霊実験! – YouTube
「ありがとう」「ばかやろう」「無視」の3パターンに分け、文字と言葉の働きかけの実験を小学生が行いました。結果は「無視」、「ばかやろう」の順でカビが生え、腐敗臭も。「ありがとう」はカビが生えず、発酵臭がしたそうです。
人と同じで、無視・無関心が一番、コミュニケーションで傷つきやすいことが反映されていると感じました。汚い言葉(罵声など)はこの次に関係性を悪化させてしまうことがわかります。
水の結晶も、ご飯の実験も、言葉が持つ力を具現化させて、プラスに働く言葉と、マイナスに働く言葉が存在するということを目で見ても理解できるようにしてくれています。
では、私たちが普段、何気なく使う言葉も、言葉選びから意識して使わないと、現実の世界に影響が出てもおかしくないと思いませんか。「馬鹿野郎!」みたいな罵声を日常的に使う人は少ないと思いますが、例えば、自分の思い描く通りに事が運ばないと、「くそっ。」「ヤバい。」とか、舌打ちなどの癖で、だいぶ損している人がいそうですよね。
また、ちょっとしたネガティブな言葉を無意識に使っている点が厄介で、繰り返し使うと強調され、ネガティブな事象を引き寄せる力も強くなります。本心ではそこまで思っていない場合でも、マイナス言葉の癖は意識して正した方が「ラッキー」な体質に近づきますので、「最近ついてない」と思われる方は、(本人は気付いてないことが多いので)周囲の人に聞くなどして、言葉の癖を洗い出してみることをお勧めします。
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