『悪を転じて善と化す』
難を避ける為に唱える真言になります。
人生、予測できない苦難がイベントとして待ち構えています。タイミングや心がけによっては、最悪の凶事に遭遇してしまいます。そんな難を遠ざけ、自分が今いる場を清めてくれる魔除けの真言が「サンバラ・サムハラ」で、唱え続けると、大難を小難に、小難を無難に変える密教の真言です。
この真言が特に有効的なのは、車や飛行機などの交通手段を使って移動するときや、大勢の人が行き交う場所に行くときです。そういう場所では、「サンバラ・サムハラ」と繰り返し唱え、大難を回避して頂きましょう。
また、初めて会う人、行く場所の直前でも、「サンバラ・サムハラ」と唱え、穢れを祓うこともできます。違和感を感じ、落ち着かない場所でも、この真言を唱えると、その場にある邪気を瞬時に断ち切ることができます。
サムハラ神社
大阪市にあるサムハラ神社は、色々な理由によって神社庁管轄外の神社ですが、参拝者は後を絶たない…。難除けを願う参拝者が全国から参拝しに来ることで有名な神社です。私も以前、妻が大きな手術をする際、ご祈祷してもらいに参拝させて頂きました。奥の院は(無人の神社になりますが)岡山県津山市にあります。
大阪市西区にある「サムハラ神社」は無事息災、家運隆盛、無傷無病、延命長寿、厄除けなどの神様です。 ビルとビルに挟まれた小さな神社で、特に人気なのは指輪型のお守り「御神環」 事故に巻き込まれてもお守りを
保江先生の本を読んでサムハラ神社を知りました。有名な指輪のお守りは色々な理由により、現在は販売されていません。もし、どうしても欲しい方は、似た感じの指輪お守りが千如寺で販売されていますので、そちらでお求めください。
サムハラが千七百年前より伝承、千如寺大悲王院
天平14年(742年)に開山されたと伝承される千如寺。大悲王院は宝暦2年(1752年)に黒田継高公が建立した建物です。鎌倉時代作の国指定重要文化財「木造千手観音立像(もくぞうせんじゅかんのんりつぞう)」「木造清賀上人坐像」をはじめ、福岡県の
当山開創、インドからきたという清賀上人は、まず雷山にのぼり、現在の千如寺ご本尊十一面千手千眼観音像を刻みました。その後、火山にのぼり、薬師如来像と十二神将を刻み、不知火山瑠璃光寺と名付けたといいます。当時山頂の堂床というところにおかれました。江戸時代までは千如寺の末寺であったが、現在は真言宗大覚寺派の一末寺です。
清賀上人は奈良時代に聖武天皇の勅願を受けて千如寺大悲王院をはじめとする怡土七ヶ寺を開いたとされる高僧である。 『雷山千如寺縁起』によれば水火雷電神や神功皇后ゆかりの古跡であった雷山に精舎を建立し、本尊の千手観音を安置したとされる。
清賀上人ゆかりのお寺
山道さんの風水パワースポット紀行でも千如寺はとりあげられています。それだけ、気の良い場所に私も感じています。また、真言密教の御回向(塔婆供養)も行っています。回向(えこう)とは、御先祖様や故人様、水子様等の安らかな成仏を願って供養することです。三千円から受け付けて頂いてます。行った際は是非、やって頂くと良いと思います。(真言密教は宗派を問わずに受けて頂けます。)
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